『中国恒大集団』は、中国で、不動産事業を展開していますが、その『中国恒大集団』が破産する恐れがあるということです。
その影響は2008年9月15日に『リーマン・ブラザーズ・ホールディングス』が経営破綻した影響で、世界規模の金融危機が起こり、そのレベルの世界規模の金融危機が起こる可能性があるということです。
その『中国恒大集団』のデフォルトはいつ、為替の影響、仮想通貨の影響などを調べてみようと思います。
ちなみに読み方は、『中国恒大集団』は、『ちゅうごくこうだいしゅうだん』という名前ということです。
中国恒大集団(ちゅうごくこうだいしゅうだん)とは!?
『中国恒大集団』は、『不動産開発会社』になり、詳細は下記の通りになります。
【創業者】: 許家印 (シュウ・ジャアイン)
【会社名】: 中国恒大集団 (ちゅうごくこうだいしゅうだん)
【設立】: 1996年6月24日
【本拠地】: 中華人民共和国広東省深圳市海德三道126号
ちなみに、創業者の『許家印 (シュウ・ジャアイン)』の資産は、下記の通りになります。
2017年 : 420億ドル (約4兆6,007億2,297万753円)
2019年 : 362億ドル (約3兆9,653億8,503万6,696円)
2021年 : 73億ドル (約7,996億4,946万8,726円)
2019年の段階で、『許家印 (シュウ・ジャアイン)』は、世界22位、中国3位の資産を保有していたということです。
『リーマン・ブラザーズ』が倒産した時は、負債総額約6000億ドル(約64兆円)、アメリカ合衆国最大の企業倒産になり、それが世界的金融危機を呼び、『日経平均株価』も12,214円から、6,994.90円までになった程で、『中国恒大集団』の負債総額は、33兆円を超えているということで、倒産することになれば、『リーマン・ショック級』のインパクトがある可能性がありますね。
中国恒大集団(こうだいしゅうだん)のデフォルトはいつか!?
『中国恒大集団』の『デフォルト(債務不履行)』はいつかということですが、下記の通りになります。
2021年9月23日:8350万ドル (約91億4,667万5,430円)・2本の社債の利払いの期日
2021年9月29日:4750万ドル (約52億319万8,598円)、短期社債の利払いの期日
30日以内に払えなければ、『デフォルト(債務不履行)』となり、負債総額は、33兆円を超えているということで、さらに『中国恒大集団』は個人投資家に理財商品を売っていて、その額は下記の通りになります。
- 400億元(6830億円)
この理財商品を約7万人の個人投資家が買っていて、巨大な債務に伴い、住宅建設も止まっている状況で、住宅を購入した人たちは、途方に暮れているということです。
中国恒大集団(こうだいしゅうだん)のデフォルトで為替・仮想通貨の影響は!?
『中国恒大集団』の『デフォルト(債務不履行)』で、為替はどうなるかということですが、中国と経済的な結びつきが強い、『豪ドル』、『ユーロ』は、専門家の意見では、影響が出る可能性は高いということです。
経営危機報道を受けて、NYダウは、一時970ドル安を越えたということで、『デフォルト(債務不履行)』が決定したら、日経平均も660円安、3万円割れとなっているので、世界的に株安が連鎖反応を起こすと思います。
仮想通貨はどうなのかということですが、『Bitcoin (ビットコイン)』も一時4万ドル(2021年9月22日)を割り込む、動きを見せ、『米株市場のリスクオフ局面』と連動しやすいと言われている『仮想通貨』も売られている状況だということです。
影響しているのは、下記の通りと言われています。
- 中国恒大集団の情勢
- FOMC (連邦公開市場委員会)
このことについて、『及川幸久さん』が詳しく説明していますね。