『井上尚弥選手』と『ノニト・ドネア』が再戦するということで、『ノニト・ドネア』や『井上尚弥選手』の戦績や強さを調べてみるとともに、一体どっちが強いのかということで、全盛期の『ノニト・ドネア』の動きもチェックしてみようと思います。
2019年11月7日、一度、二人はWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)の決勝で、対戦し、その時は、『井上尚弥選手』がダウンを奪い、最後は判定勝ちを収めていますが、『井上尚弥選手』は、目を負傷し、あわやTKO負けの危機に瀕した状態でした。
ノニト・ドネア(Nonito Donaire)の戦績と強さは!?
※ ノニトドネア
【名前】: ノニト・ドネア(Nonito Donaire)
【本名】: ノニト・ゴンザレス・ドネア・ジュニア(Nonito Gonzales Donaire Jr.)
【通称】: フィリピンの閃光(The Filipino Flash)
世界5階級制覇王者であり、様々な団体のタイトルを総なめしているようでい、タイトルは下記の通りになります。
【獲得タイトル】:
IBF世界フライ級王者
WBA世界スーパーフライ級暫定王者
WBC・WBO世界バンタム級統一王者
IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者
WBA世界フェザー級スーパー王者
WBA世界バンタム級スーパー王者
WBC世界バンタム級王者
※ (2023年3月現在)
戦績は、凄まじく『フロイド・メイウェザー・ジュニア』の様に、無敗ではないですが、下記の通りになります。
【戦績】: 42勝7敗(2022年6月現在)
18歳で、プロデビューし、過去に6度しか負けておらず、勝ちパターンを調べてみると下記の通りになります。
【KO勝利】: 28
【判定勝利】: 14
【KO負け】: 2
【判定負け】: 5
KO負けは過去に一度しかなく、2014年10月18日、元WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との試合になり、WBA世界フェザー級王座統一戦で6RKO負けを喫していて、それ以降は、KO負けはなく、長いキャリアを過ごしていいます。
年齢と生年月日は、下記の通りになり、ピークは過ぎているように思えますが、その強さは健在であるのは確かですね。
【生年月日】: 1982年11月16日
【年齢】: 40歳(2023年3月現在)
『ノニト・ドネア』の強さは、『井上尚弥選手』は、まだ無敗ですが、過去の試合で、一番苦戦した試合であることは確かで、『井上尚弥選手』は、2Rに『ノニト・ドネア』の左フックで、右目が流血する事態になり、眼窩骨折となり、ピンチであり、『ノニト・ドネア』のパンチ力はかなりのものであるのは確かですね。
ちなみに、『ノニト・ドネア』のアマチュアボクシングでの戦績は下記の通りになります。
【アマチュア戦績】: 68勝8敗
兄の影響や、幼少のころは、いじめられていたということで、その理由で、ボクシングを始め、ボクシングキャリアはかなりの長さになりますね。
『ノニト・ドネア』は、KO負けが1度しかないということで、強みは『打たれ強さ』や、『井上尚弥選手』も効かされた『左フック』が何よりも際立っているようで、長いキャリアの中で、印象的な試合は、世界3階級制覇の『フェルナンド・モンティエ』との試合で、日本の『長谷川穂積選手』も対戦し、4R TKO負けした選手であり、その選手相手に、『ノニト・ドネア』は、2RTKO勝ちを収めています。
この勝利も左フックで仕留めているので、『ノニト・ドネア』の脅威は、『左フック』ということが言えますね。
井上尚弥(いのうえなおや)の戦績と強さは!?
※ 井上尚弥
【名前】: 井上尚弥(いのうえなおや)
【通称】: Monster(怪物)
『井上尚弥選手』の戦績は、まだ負けたことがなく、下記の通りになります。
【戦績】: 24勝無敗(2023年3月現在)
勝ちパターンは、下記の通りになり、ほぼKOでの勝利ということになります。
【KO勝利】: 21
【判定勝利】: 3
強さは、群を抜いていて、チャンピオンクラスの選手を簡単にKOで葬っている試合は多々あり、2018年10月7日、WBSSの1回戦で見せた、元WBA世界バンタム級スーパー王者『ファン・カルロス・パヤノ』を2発でKO勝利で葬ったのは、世界に衝撃を与えました。
過去の試合で、苦戦したのはやはり、『ノニト・ドネア』との試合になり、最終的にはダウンを奪い、勝利を収めました。
プロデビューから8戦目で、2階級制覇王者になり、タイトルと年齢は下記の通りになります。
【獲得タイトル】:
WBC世界ライトフライ級王者
WBO世界スーパーフライ級王者
WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者
※ (2023年3月現在)
2022年6月現在では、世界3階級制覇王者であり、仮に体重差がなかった場合に最強とされるチャンピオンの称号である『パウンド・フォー・パウンド(PFP)』では、2位をキープしていて、あの『マイクタイソン』も絶賛する選手になります。
元WBA世界ライトフライ級の『具志堅用高さん』は、『井上尚弥選手』は、スーパーパンダム級(53.524 - 55.338kg)ですが、『パンチ力がスーパーフェザー級(57.153 - 58.967kg)のパンチ力がある!』ということです。
素人には、その微妙な体重の壁はあまり伝わらないですが、かなり上の階級のパンチ力があるということになりますね。
『具志堅用高さん』いわく、さらに『スピード』、『テクニック』も兼ね備えているということで、まだ底が知れない選手であることは確かですね。
元WBA世界スーパーフライ級王者の『河野公平選手』は、『井上尚弥選手』のジャブが、他の人の右ストレート並みの強さがあり、右は、その3倍くらいの強さがあったというコメントがあり、やはりパンチ力は並みではないことがわかりますね。
ノニト・ドネア(Nonito Donaire)の全盛期が驚愕!
※ ノニトドネア
『ノニト・ドネア』の年齢は、40歳(2023年3月現在)になり、年齢的には、ピークは過ぎているように感じますが、まだ若い時は、『井上尚弥選手』級の強さを誇っていたということが言え、『パワー』は健在ですが、『スピード』は、やはり全盛期の方があったように思えますね。
フライ級(50.80kg)~フェザー級(57.15kg)の間で、世界5階級制覇となり、年齢を重ねても強さを誇り、まだまだ引退は先のように思えますね。
全盛期の『ノニト・ドネア』が、『井上尚弥選手』が試合をしたら、かなり良い試合になるか、『井上尚弥選手』以上の強さを誇っていた可能性はありますね。
ノニト・ドネア(Nonito Donaire)と井上尚弥はどっちが強い!?
※ ノニトドネア
『ノニト・ドネア』と『井上尚弥選手』は一体どっちが強いということで、2022年6月7日の『ノニト・ドネア』と『井上尚弥選手』の試合で、Sportsbet の予想では、倍率は下記の通りになります。
【井上尚弥】: 1.22
【ノニト・ドネア】: 4.7
前評判では、やはり『井上尚弥選手』が有利ということですが、スポーツは、常に予想通りにならないということがあり、前回の試合を見ても、『井上尚弥選手』は、『ノニト・ドネア』の左フックで目を負傷したことにより、TKO負けの危機もあったことで、『ノニト・ドネア』は十分に勝つ可能性はありますね。
拮抗した試合になることは間違いないということが言え、前回の『井上尚弥選手』との試合以降、2試合を挟み、2試合とも4RKO勝ちを収めていることから、際どい試合になるのは間違いないですね。
どっちが強いかは、有利なのは、『井上尚弥選手』なりますが、実際、やってみなければわからないということが言えますね(笑)